1年以上、今回の著作執筆に備え当ブログの更新を控えていましたが、昨年の11月に『スペースプログラムが予言する 終末へのカウントダウン』が完成しましたので、掲載を再開することにいたします。
とはいえ、すでに3カ月が経過してしまい、申し訳ありません。
その新刊の巻末に記したように、終末へのスケジュールがまだ387年も先のことだとして安堵し、世の中の動きを見ていたところ、中東問題の実態や世相に関するニュース報道が次々に現れ驚きました。どうやら世界は年末の超常特番で触れた以下の予言が現実化するかのようです。

この「ビートたけしの超常現象Xファイル」の番組は、上掲の私のコメントで終わっています。
これは終末のハルマゲドンが、ISによって起きることを意味します。
直前に私が説明したコメントがカットされ、意味がとれにくくなっていますが、ファティマ第三の予言が隠されてしまったことは、今回局が敢行したファティマ大聖堂責任者への直接取材で出てきたバチカンの公式発表と、その内容を否定するかのような予言を授けられた修道女ルシア親族たちの発言の矛盾からわかるでしょう。
カットされた私の発言はつぎのことでした。
@ 1917年3〜10月までの6ヶ月間にわたり、毎月の13日にファティマに現れた光体はUFOだった。その光体は集まった群衆によって目撃されたが、予言を与えたロザリオを手に持っていた女性は3人の子供だけにしか見えなかった。

A 1951年に「聖母被昇天の教義」を定め、ファティマの奇跡をカトリックの信仰対象としたピウス12世は、バチカンの中庭で4回もファティマの奇跡と同じUFO遭遇を体験した。
B アメリカ政府(ブルッキングス・レポート)は事件の内容を1960年ころに隠蔽する決定をおこない、バチカンはその政策にしたがって、ルシアが2005年に亡くなってから前法王ベネデクト16世の時代に、核の最終戦争予言の内容を法王暗殺予言にすり替えて公式発表した。
ルシアは「第三の予言はバチカンから口止めされていた」と以前からいっていたわけで、けっきょくいまだにUFO飛来の真相は明らかにされていないし、予言の内容も終わってはいないということになります。
しかし、ファティマの奇跡やロズウェル事件を通じて、私の最近の二冊の著作で説明したように、現在は非常に重大な局面に近付いているといえるでしょう。
中東問題の意外な裏面
私はテレビでの最後の発言のように、中東問題におけるISの動向が、ファティマ第3の予言に描かれている「最後の時の戦乱」に流れ込んでいく危険性を感じていましたが、これを裏付けるようなニュースが最近のテレビで取り上げられています。
その番組とはBSフジ2月26日の「プライムニュース」で、ライブで放送された「中東3駐日大使に聞く」でした。出席したのはシリア、イラク、そしてパレスチナの大使です。

特に注目すべきは女性のシリア・アラブ共和国臨時代理大使の発言で、「西側(日米欧)での報道は大国のプロパガンダであり、イスラム教を使って中東を塗り替えようとしている。ISなどは大国のツールに過ぎず、その裏にはアメリカとイスラエルがいる」というものでした。
そして日本政府側のパネリストであった内閣官房参与の飯島勲氏はそれを裏付けるかのような驚くべき情報を持ちだしています。
「イスラエルがエルサレムにあるモスクを壊してキリスト教会を建てようとしているようで、これではキリスト教とイスラムの戦争になる。これを阻止できるのは日本だけだろう」とし、「シリアの反政府勢力に武器と医療を供給しているのはイスラエルである」と発言していました。
これらは現在の中東情勢に対しもっとも激しい見方になるでしょう。
さらにイスラムの宗派対立が起きているのではなく、石油をめぐる土地の問題だという意見もありました。
その構図は、英仏米がイスラエルを使ってサウジ、カタール、トルコを通じてISを動かしているともとれます。
参与は「ISへの兵器と物資はトルコから流れ、ISの負傷兵はすへてトルコで医療を受けている」といっており、事の源流が「反キリスト」であることをうかがわせます。
ここには一般のわれわれが考えている状況とは違った裏面があり、宇宙から流入したヘブライ世界が最終局面へ向かっている様相でもあります。