太陽系から遠くの銀河まで、宇宙研究の最先端科学の現状をレポートしているNHKのBSプレミアムが、この4月末にとつぜんアポロ11号のアームストロング船長を取り上げました。
彼が82歳で亡くなってもう4年も過ぎています。この時期になってなぜ? と思わざるをえません。
しかも、番組のタイトルが「沈黙の宇宙飛行士ニール・アームストロング」となっています。
この切り口は、昨年末に出版した私の著作の序文で提起した、「アームストロング船長は、月面着陸中に何が実際に起こったかを話せば、家族のすべてが死ぬとおどされていた」という事実を、暗に補足するような流れに感じられたのは私の邪推でしょうか。
もちろん番組にはUFOとの遭遇や宇宙人のことは出てきません。それでも初めて月に降りた男である「ファーストマン」としてのアームストロング船長の顔には、月で体験したことを発言できなかったという抑圧された表情が、放送された映像の中に感じられたからです。
笑顔のないインタビューばかり
人類で初めて月面に立つという名誉を受けた偉大な英雄であるにもかかわらず、パレードでもインタビューでも笑顔がなく、大きなプレッシャーを背負った表情だという印象でした。
アポロ11号に搭乗していた3人のパイロットが地球帰還直後に世界を回った際に日本にも立ち寄っており、演壇から質問に答えている貴重な映像がありました。

左から オルドリン、アームストロング、コリンズの各飛行士
このときアームストロング船長が「もうじきに火星や月に恒久的な基地が建設されるでしょう」と答えているのは印象深いと思いました。しかし、実際はそうはならなかった理由が存在していたはずです。
経歴においても不可解なことがあり、たとえば地球に帰還してわずか2年でNASAを辞めさせられています。
アポロ計画はその後も続行されたにもかかわらず、とびぬけて優秀なテストパイロットだった彼が後進の指導もせず、大学の教師に押し込められてしまいます。
「父は無口な人でした」と息子が語る
今回の番組で局は、アームストロング船長の伝記『ファーストマン』に基づいて、現在の息子たちにインタビューを試みています。子供といってももう壮年に達しているわけですが、彼らが育てられた記憶の中の父親は、真実を語ることが禁じられた抑圧の中にいた宇宙的英雄の姿だったといえるでしょう。それは「大変無口な人だった」というさびしそうな言葉に反映されていたような気がします。
彼の姿は、地動説をとなえたガリレオの晩年に似ているでしょう。真実であると知っていたことが世の中に受け入れられないという状況です。
「話せば家族は殺されるぞ!」と脅されていた内容とは、アポロ11号の着陸船を月面で出迎えていた宇宙人たちの存在です。この事実は日本でのUFO国際会議で証明されたと私は考えています。
詳しい内容は『スペース・プログラムが予言する終末へのカウントダウン』の序文と追補に記載しましたので、まだお読みでない方はぜひともご参照ください。