なかなかYoutube の動画は、掲載されたり消失したりが激しく、前回の掲載は、当ブログに紹介して間もなく消えてしまったようです。最近になって他のテレビ報道と結合した形で再び掲載されていますので、そのアドレスを付けておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=c4BwGk1zTjw
この再録バージョンは、前半にけっこう長期にわたって目撃が続いたことや、タブレット電光文字状画像の再現実験で、トリックの難しさを検証していますが、後半は前回紹介分が付いています。
これもいつまで見られるかは分かりません。それらより前に最初に紹介しようと思っていた最も再現性の高いCG動画は今のところ消失したままになってしまっています。
何か当局の検閲的な理由で消失した後、また誰かがその動画の存在の重要性を感じて、再掲載するのか、あるいは他の理由があるのかはわかりませんが、非常に不安定です。
最も説得力のある記録動画は軍に押さえられた
これだけの事件ですから実録の動画があってもいいわけですが、一般には出てきませんでした。
しかし、実際はその物体の詳細を知ることができた迫力のあるビデオ映像が存在していました。
今回の再録動画にもちょっと紹介されているロイ・リーという、ダブリンの自宅から、回転する板状物体を見た郡警察の巡査が、「最も明瞭に物体を確認できる映像は、2008年1月8日午後7:30にスティーブンビル(郡庁所在地)市内を巡回中に、3人の仲間の警官がパトカーの車載カメラで撮った大写しの画像(ダッシュボード・カム・ビデオ)だった」と証言しているのです。

ロイ・リー巡査
しかし彼は「そのビデオ画像は、軍の“お偉いさん”が見たいと言って持って行ったままになった」というのです。
結局、決定的なビデオ画像は軍に没収されて、二度と出てこないことになってしまったわけです。
その大写しの画像を撮影した警官三人は、結局、署内で緘口令が敷かれたらしくマスコミに公言することはありませんでした。ですから、一般のニュースには、この事件の決め手となる映像も、それを撮影した警官の証言も出てくることはなかったのです。
しかしじつは、その決定的な映像を撮影した警察官に、UFO研究家のリンダ・モートン・ハウ女史が事件直後に取材に成功していました。ただし、警官の名前は匿名が条件でした
静止してから垂直に立ち上がった
そのレポートによると、スティーブンビルのメインストリートをパトカーで巡回し始めたとき、鉄道高架橋の上から「郡裁判所の上空に、長方形をした大きな黒い物体を見た」といいます。
物体には直径12メートルもある眩しいヘッドライトのような光が並んでおり、全長は200メートルくらいに見えたようですが、背後にはそれ以上の巨体があったようだったということです。
それは地上から70メートルほどの高さで、ゆっくりと移動していましたが、パトカーを運転しながら裁判所の近くに来たときには、物体はほとんど空中に静止していました。
とにかくカメラを手にしてファインダーを覗いて撮影しようとしましたが、走行中は周りにほかの車も走っていて危険なので、ダッシュボードに付いているカメラをその方向に向けて自動で撮影しました。
そして、いったん路地に回り込んで車を駐車させてから、車外に出て上空を見上げると、水平だった「空中船」は左の翼を上昇させて、3秒ほどで直立しました。
物体はその姿勢になると、その直立したままの姿勢で移動し始め、数秒のうちに急加速して街の上空から飛び去っていきました。
この間、巡査はカメラをしっかりと物体に向けて撮影していたといいます。これがそのビデオの映像でした。
このとき通りには多くの人がいて、同じようにこの光景を見ていたのです。
この航空船には窓の付いた指令ドームがあった
カメラを撮影していた場所と物体との距離は300メートルくらいだったといいますから、物体までの間隔よりも大きい数百メートルもの物体であれば、もう目の前で見ていたといってもいいでしょう。
物体の表面は、光沢のない濃いグリーンで、暗闇の迫った夜空にほとんど溶け込んでその存在がわからないくらいだったというのです。
そして、物体の中央部には、上下に大きなキャビン状のドームがあり、そこには窓が並んでいて、そのドームの天頂から散発的にストロボ発光するアンテナ状のポールが突き出ていたといいます。
翼の先端は二枚の皿が合わさったティンバルのように尖っているものの、物体が上下に分離する場所に深い溝が見えています。そのあいだから照明光が出ていました。
照明には、矩形の角の部分に小さな赤色灯と、側面に二個の強烈な白色灯が位置しています。

同年1月31日にインディアナ州で撮影された同型のUFO
物体が水平から垂直に角度を変え、そのまま飛び去る間、何の物音も聞こえなかったと、一緒にいた仲間のポリスたちも証言していたということですから、このように無音で状況が展開したということは、のちに軍が「ジェット機を飛ばしていたので、それとの誤認だ」と言い訳をしますが、それはあり得なかったことになります。
こののち、現在世界最大のUFO調査機関であるMUFON(相互UFOネットワーク)によって、多数の市民から目撃報告の聞き取りのためのイベントが開かれます。
そしてさらに情報自由化法に基づく膨大な数のレーダー情報が収集され、驚くべき結果が導き出されていきました。