ネットの新刊案内にあった、「リッキー・ソレルズ」と「スティーブンビル」という文字に目がとまりました。
オッ! いよいよこの事件が注目を浴びるかなという期待感を感じさせるものでした。
本は『マスメディア・政府機関が死に物狂いで隠蔽する秘密の話』という興味を引きそうなタイトルが付けられ、オリバー・ストーン監督の映画「JFK」の原作者である陰謀論作家のジム・マースが書いています。
しかし18項もある章の一つの中で、当時報道された概要をさらっと舐める程度の記載でしたから、この本だけでは一般の人が状況を把握するのは難しいと思いました。
それでも、本のタイトルにふさわしく、テキサスの現地では、目撃者たちに対し、ひどい個人攻撃のいやがらせが軍当局から行われていたことが述べられています。
巨大UFOの構造が鮮明に見られていた
2008年の1月1日にリッキー・ソレルズによる最初の目撃事件がテキサス州のダブリンで発生しました。
そして1月8日にも近くのセルデンという町で信頼度の高い目撃事件が起きたことで通信社が世界的に報道し、一躍注目を浴びました。

事件が発生したテキサス州中部
UFOの出現は1月いっぱい続き、テキサス中部地域で数百人に上る目撃者があったといわれます。地元のテレビだけでなく、CNN、CBC、ポスト紙、トリビューン紙など全国メディアにニュースとして取り上げられ、世界最大の民間UFO調査機関MUFON(相互UFOネットワーク)も大掛かりな調査を開始していました。
地元テレビ局が放送した再現CG映像
日本でもスポーツ紙が取り上げ、ネットでも多くの現地ニュー映像が掲載されていました。
この事件は「惑星規模のレスキュー部隊…」として私は『宇宙人はなぜ地球に来たのか』(P208)に記載しています。
事件を報道した日本の新聞
しかしそれ以降も、事件のレポートをさらに詳細に分析してみると、驚くような内容が明らかになってきました。
この結果を2012年8月に関西テレビの「マルコポロリ」という番組で、矢追さんと出演した時に報告しましたが、本放送ではカットされました。
ところが、視聴者のあまりの反響の多さから、翌週に急きょカットされた部分を放送することになったということがありました。

関西テレビ放送画面
同じようなことが年末の超常特番でも発生し、NASAへのアメリカ取材の提案はアメリカ側から拒否されたあげく、なおもテキサス事件取材をいい張った私のコーナーは、本放送ではカットされて、局のホームページに正月明けに一週間だけの動画掲載となってしまったことを皆さんも覚えておられることでしょう。
結局この事件は、ジム・マースではありませんが、「当局が死に物狂いで隠蔽する」テーマなのかもしれません。
思い出すのは、奇しくも関西テレビ放送後の8月下旬に、人類初の月着陸を果たしたアポロ11号のニール・アームストロング船長が亡くなったことです。
彼が見た、月面着陸地点の周りにいたいくつもの巨大なUFOや、月面上にある人工的建造物について公言するならば、彼の「妻や子供および孫はすべて死ぬことになる」と当局から脅迫されていたことが、情報公開で関係者が証言しているのです。
ですから、ここで報告しようとしているテキサス州で起きたスティーブンビルの目撃事件は、現地の目撃者たちの多くは、口外することに対して恐怖を感じるほどの軍当局からの抑圧があって匿名者が大半だったといわれ、状況の総合的な把握は困難をきわめ、それ以降の報道は途絶えていましたが、私自身が新たに情報の詳細な分析によって得られた展望を報告していきたいと思います。